シャブリには1億5千年の歴史があるといわれています・・・!1億5千年の歴史とは一体!?シャブリの生まれた歴史について遡ってみましょう。

シャブリとワイン醸造

シャブリが作られている畑からは今でもアンモナイトの化石が見つかることがあるそうです。
ワインのラベルにアンモナイトをデザインしているシャブリもあるほどで、実は、現在シャブリ村がある土地は、1億5千万年前は海の底だったからなのでした。
その地層が隆起し、現在は牡蠣などの貝殻の化石が大量に混ざった、珍しい石灰質の土壌になっています。
その土壌で育った「シャルドネ」から生産されたワインは、ミネラル分を多く吸収して育つため、酸が強く出るというわけです。
また、緯度が高く冷涼なため、酸が強く、スッキリとした味わいに仕上がります。

シャブリワインのはじまりは?

シャブリワインのはじまりは、900年前にさかのぼります。日本でいうと平安時代の頃になりますね。
現存する、シャブリ村のポンティ二ー修道院がシャルドネの栽培しワインを作りはじめたことが、シャブリのはじまりです。
シャブリ村はその土壌と気候がシャルドネ栽培に大変適していたため、高品質のワインが作られるようになりました。
そしてシャブリ村は、パリと距離が近かったこともあり、評判はパリから世界へと瞬く間に広まっていきました。

シャブリの人気が高まるにつれて、問題が・・・。

人気と評判が高まると同時に、シャブリ村以外で作られたワインも「シャブリ」と名乗り、世界中でいわゆる「ニセシャブリ」が出回るようになってしまいました。
ちょうどその頃フランス政府は、フランス産ワインの品質を守り、保証するため、1930年代にワイン法を設立しました。
ブドウの栽培方法やワインの作り方に厳しい基準をつくるとともに、シャンパンをはじめその土地で作られたもの以外のワインがその土地のブランドを名乗ることを違法としたのです。
そのワイン法によって、シャブリ地区で作られたものだけが、「シャブリ」と名乗れるようになりました。

シャブリの格付けは?

またシャブリはその品質の高さからワイン法の格付けのなかでも最上級の「AOC(原産地統制呼称)」に認定されています。
実際に、シャブリのラベル(エチケット)を見ると、このAOCを示す「Appellation Chablis Controlee」という文字が入っています。