シャブリの中に、プルミエ・クリュ、グラン・クリュなどの名前を目にされたことがある方も多いのではないでしょうか。シャブリの格付けのひとつのプルミエ・クリュに迫ってみましょう!

シャブリ「プルミエ・クリュ」とは?

「シャブリ」を名乗るワインはすべて、シャブリ地方産シャルドネを用いた、辛口仕上げの白ワインでなければならないと決まっています。
産地、品種、スタイルは同じなのに、シャブリ・プルミエ・クリュは「クリマごとに味がぜんぜん違う!」という感想なのだそうです。
クリマというのは、気候や土壌の条件によって細分化された区画(畑)のことです。
同じ牡蠣殻質のキンメリジャン土壌と言っても、場所によっては40~50㎝、深いところでは2~3m、と違いはあり、石灰質だけでなく粘土質も混ざっていて、どの割合が多いか、さらには畑の斜面がどの方角を向いているのかのクリマごとにブドウの出来が変わってきます。

実際にプルミエ・クリュの位置づけはどこになるの?

シャブリの格付けで言うと、特級のシャブリ・グラン・クリュと通常のシャブリの間のランクが、プルミエ・クリュになります。
当初の知名度はイマイチでしたが、シャブリにもいろいろなランクのものがあって、プティ・シャブリならカジュアルでコスパがよくて手にとりやすいのが特長ですし、プルミエ・クリュは、プティ・シャブリ、シャブリよりは高級だけれど、クリマのもつ個性や多様性を表現できる上位ラインということになっています。是非よく知って選んでみてはいかがでしょうか。
また、栽培方法もどんどん変化しています。
ビオディナミ、リュット・レゾネ(減農薬栽培)など環境に配慮する生産者が増えてきました。
ちょうど2017年7月4日に、環境にまつわる憲章が調印されたばかりです。
今後3年間でさらに環境保全への対策を推し進めることや、周囲住民へ詳しい説明や対話が求められます。

シャブリ・プルミエ・クリュってなんだか高級そうな感じですが、やはり合うお料理は牡蠣ですか?

プルミエ・クリュのクラスになると味わいに複雑性があるため、赤身肉以外の素材ならなんでもおいしく合わせることができるようです。
お寿司などの和食の他、現地ではグジェール(チーズ風味のシュー)、アンドゥイエット(腸詰)、タルトやピザ、卵料理と一緒に楽しむことが多いそうです。
そして、地元産のチーズ。
チーズは赤ワインだけでなく、コクのある白ワインも合います。シャブリとチーズは、とても手軽で
是非お試しください。シャブリ・プルミエ・クリュがあれば、合わせる食事の幅がとても広がるはずです!