シャブリの格付けの中にある、グラン・クリュとはどのようなものなのでしょうか。よく耳にする格付けのひとつのグラン・クリュに迫ってみましょう!

シャブリ「グラン・クリュ」とは?

シャブリ地区内にグラン・クリュのクリマ(畑・区画)は合計7つあり、いずれもセラン川右岸の丘陵地に位置しています。
シャブリ地区は世界的な白ワインの産地として名声を築いていて、AOCシャブリ・グラン・クリュはその中でも最良とされる畑で、扇状地形の標高200メートル以上の丘の傾斜地にあります。
ワインの味わいは、品がよく繊細で優美です。また長期熟成型で10年くらい保存が可能です。
ブランショ、ブーグロ、レ・クロ、グルヌイユ、プリューズ、ヴァルミュール、ヴォーデジールなどが知られていますが、中でもレ・クロはシトー会の修道士が最初に開拓した畑と言われており、非常に有名です。なお、グラン・クリュのブドウ耕作面積は約100ヘクタールです。

実際にグラン・クリュの格付けの位置はどこになるの?

シャブリの格付けで言うと、シャブリ・グラン・クリュは特級になります。
シャブリ地区は1978年に特有の4つの格付けがなされましたが、良質のものから順に、シャブリ・グラン・クリュ(特選)5%、シャブリ・プルミエ・クリュ(1級)31%、シャブリ59.5%、プティ・シャブリ4.5%、となっています。
この割合からも分かるように、大変希少価値の高いワインといえます。
グラン・クリュやプルミエ・クリュではオーク樽で発酵させることも多いようですが、一般的なシャブリワインの多くは木製樽ではなくステンレスタンクで発酵されます。
こうしたシンプルな手法が、シャルドネ種本来の持ち味を最高の状態で活かしているとも言われています。

シャブリ・グラン・クリュってなんだかお高そうですが、合わせるお料理は何がよさそうですか?

酸味や果実味が特徴のシャブリには、やはり魚介類の食材との相性は抜群です。
調理方法ではパセリやバジルなどのフレッシュハーブで風味付けしたものやレモンやライムなど柑橘系のソースなどにはお互いの特徴が相乗効果となります。
プルミエ・クリュやグラン・クリュクラスになると、しっかりした味付けでバターを使ったソースの料理にもよく合います。時には肉料理にもすばらしい相性を見せてくれるようです!